こんにちは。当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
きざみ盛りたくあんと申します。
ギラギラに暑い夏はやっと終わって、漸く服装に悩むくらいの季節になりましたね。
服装に悩みたくはないけど、真夏に比べて過ごしやすいのはとってもありがたい。
今日のタイトル、「季節の延長戦」という表現はあまり適していないかもしれないけれど、
今の自分にはこの表現しか思い浮かばなかった。
先日「十月桜」についての記事を投稿後に、職場の人たちとの会話を思い出しました。
以前働いていた職場には食堂があり、最初の頃は利用して同じ部署の人たちと食べていた。
毎日メインの定食が4種類用意されていて、自分で好きな定食を選び受け取った後は、
数種類の小鉢が並べられたテーブルからひとつ選んで取るスタイル。
あれは夏~秋の始めくらいの時期だったと思うのだけど、
ある日の小鉢に菜の花の和え物があって、私は迷わず菜の花の和え物を選んだ。
自分で調理することはないけど食べられる選択肢にあるとつい選んでしまうもの、菜の花。
菜の花のおいしさを覚えたのはいつ頃かまでは覚えていない。
でもおいしさを覚えたきっかけは覚えている。
ニュークイックというお惣菜屋さんで買った菜の花の和え物!
確かからし和えだったと思う。
祖母の買い物に付き添うと高確率でニュークイックに寄っていた。
祖母のチョイスは決まっていつも「かぼちゃコロッケ」「ごぼうサラダ」「ロースハム」だった。
でもある時。
家に帰ったらご飯にするから他のおかずも選んで帰ろうとなり、
ロースカツ等の揚げ物や、菜の花の和え物も購入。
その時に食べた菜の花の和え物のおいしさにびっくりした。
菜の花って食べられるんだ…!という驚きと、
菜の花っておいしいんだ…!という驚き。
そのまま食べてもおいしいし、ほかほかご飯と食べてもおいしい。
「それまでは漠然と食べる機会がなかった食べ物」が、
『とってもおいしい食べもの』に変わった瞬間でした。
以降、自分も出先でニュークイックを見かけた際に菜の花の和え物があったら買うようになりました。
ニュークイック、おいしい出会いをくれてありがとう。
ちなみに、ここ数年は店頭で見なくなってしまいちょっとさみしい。
動線の都合上、行く頻度自体も減っているし、私のタイミングが悪いだけか…?
すっかり話が逸れてしまったので戻します。
食堂の小鉢の、菜の花の和え物!
そうこの時、春の食べ物という印象だった菜の花をね、夏に食べられることにびっくりして。
とっても嬉しかったんですよ。
とっても嬉しくて感動して、たまらずその時一緒だった先輩社員さんのひとりに思わず言っちゃうほどでした。
「暑い時季でも菜の花が食べられるなんてすごいですね!」と、言ったら
「今の時代、冷凍すればなんでもいつでも食べられるでしょ」と、片づけられてしまったけどね。
そ、そうか…私は感動したけど、何に感動するかなんて人それぞれだもんな…と、
その後はぐるぐる一人反省会。(苦笑)
共感されるとも思ってなかったけど、そんな感動を否定されるようなことを言われるとも
思っていなかったからな…。(さらに苦笑)
その後から私なりの学びとして自分の気持ちがめげないように、
社内食堂で誰かと一緒に食べるときは自分の中だけで声を大にして感動しようと決めた気がする。
おいしいものは素直においしいって味わいたいし、
春以外にも菜の花を食べられたのは本当に嬉しかったから。
十月桜も、夏に食べた菜の花も。
はっきりとした季節以外の思いがけない良い出会いも、自分なりに大切にしておきたいから。
自分が喜んでいるんだから、それがいちばんいいよな!ってことにする。
…そんなこんなで、脱線して書いていたニュークイックでの祖母買い物ラインナップを見返したら
久しぶりにかぼちゃコロッケと菜の花の和え物が食べたくなりました。
あの味が恋しいよ~!
▼イラストは「いらすとや」さんからお借りしました
https://www.irasutoya.com/
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