【日々】クロノ・トリガーの『つよくてニューゲーム』というやさしさが、学びに変わった話。

日々

こんにちは。当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
きざみ盛りたくあんと申します。

片づけをしていたら久しぶりに目が合ったアイスブルーの長方形。

ニンテンドーDS。

その時遊んでいた自分がその時の気分で片づけるから、時々思いもしないところから出てくる。
今回はテレビ台の引き出しから出てきました。

セットしてあるゲームは何か、チェックしないでもすぐにわかります。
なぜなら、今の自分が持っているDSのソフトは1本だけだから。

クロノ・トリガー

これまで断捨離で何度かゲームや漫画を手放しているけど、これだけはずっと手元にあるなぁ。
最初の時計の振り子を見ているだけでワクワクしてきます。(結局起動している)

私が「クロノ・トリガー」を知ったきっかけは兄。当時はスーパーファミコンだった。
小さい頃の私は兄がしていることを何でもやりたがる時期があって、ゲームもそのひとつ。

様々なゲームを一緒にやったり、兄がクリアしたらやらせてもらったりしたけど、
幼少期の私がクリアできたRPGは、「クロノ・トリガー」だけかもしれません。

その理由はずばり

『つよくてニューゲーム』

どんなRPGも最初は楽しい。レベル上げも楽しく頑張れちゃう。
それでも急に飽きちゃって、挙句の果てにゲーム自体をやめていた幼少期の私。

そんな私にとって、最初から強い状態でプレイができるのはあまりに画期的でした。

今になって思い返してみると、ゲームを楽しむというよりも“クリアすること”が
一番の目的だったのかもしれない。
だってお兄ちゃんがクリアしてたし!自分もクリアしてお兄ちゃんに追いつきたかったんだ、きっと。
そのためにつよくてニューゲームでのプレイ一択だったんだ。きっときっと。

私が最初からつよくてニューゲームでプレイできたのも、実は兄が先にクリアしていたからだということを
当時の私は全然わかっていなかったでしょうね笑

という過去の思い出を、いま現在プレイしながらなんだかしみじみと思い出してしまいました。
DS版は自分で購入しましたし、もういい大人なので。
プレイする時はちゃんとレベル1からスタートしています。

なんか不思議?なんですけど、人生で初めてプレイした幼少期よりも、
大人になった今の方が、とても楽しいんです。

なんでだろうって考えたときに、

村人や町民に声をかけて、ちゃんと話を聞けば次にやるべきことがわかるとか、
敵のいる位置が見えるし、基本的に出てくる敵だけを倒せば、
レベル上げのためも周回をする必要もなくゲームを進められるとか(これは特に個人の感想)、

「クロノ・トリガー」というゲームは、頑張りすぎずに楽しめるRPGだ

と、自分なりに気づいたからかもしれません。

この気づきを機に、私はより「クロノ・トリガー」が好きになりました。
加えて、RPGの遊び方の基本の”き”も学べた気がする。(今頃すぎるけど…)

「クロノ・トリガー」を好きになった最初のきっかけは人から与えられたものだけど、
自分本意でさらに好きになれたのは結構大きい気がします。
これから先も、思いがけずに部屋のどこかで見つけて、懐かしんで、楽しんでプレイするんだろうな。

だから頼む我が家のニンテンドーDSさん、どうかなるべく長生きしてください。
(ゲーム機の下の画面の角が白くなっていてヒヤヒヤしている)

以上、ここまでゲーム本編に特に触れていませんが、
「クロノ・トリガー」が好きだと改めて再確認した話でした。

思い出に浸りつつ、今もエンディング回収中です。
とあるエンディングを見て鳥山明先生はもういないのか、と、ちょっとしんみりしてしまった。


◎クロノ・トリガーの公式サイト
 https://www.jp.square-enix.com/chronotrigger/jp/


▼イラストは「いらすとや」さんからお借りしました

 https://www.irasutoya.com/

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